こんにちは、38SWの宮 達朗です。
今回はとてもかっこいいマリッジリングのご紹介です。
マリッジ、つまり結婚指輪ですので、普段着けたままになる方も多いと思います。
なのでシンプルなデザインを選択される方が多いのですが、
なんとそれをスタッズリングで!
しかし!
スタッズリング、それは
当店の得意分野です!
実は僕ら夫婦も、結婚指輪がスタッズリングなんです。
とてもロックな指輪で、痛くて手も繋げません(笑)
しかし、音楽が好きで、昔からスタッズがめちゃくちゃカッコいい物と思っており、
毎日スタッズベルトを愛用する者、そして嫁とそのセンスが同じなら当然と言えば
当然の選択なのでした。
でも悔しい!、自分たちの時よりもかっこいいデザインです!
ただのスタッズリングではありません。
こちらの画像をご覧ください!
旦那様の方は1つ山のスタッズ、
奥様の方がチェッカー 柄に配置した見た事ないスタッズリング!
どちらもかっこいいのですが、2本揃った時のインパクト!
めちゃくちゃかっこいいです。
デザインには一役買っているのですが、縁が一段高くなっているデザイン。
実は彫金師泣かせなんです。
こちらの絵で説明しますと
縁の高さが邪魔をして、ヤスリが入らないデザインなのです。
赤い部分が磨けません。
もちろんその様にお伝えしたのですが、それを聞いても尚
『2本とも縁有りで!その方がかっちょいいんで!』
との事でした(笑)
そうですね、そういう要望を聞いてあげられるのが、当店の強み。
で、もともと荒々しい感じに理解があるお客様ですので、敢えて、この感じです!
ヌルヌルピカピカではありません!
でもかっこいい!!
実はこのリング、金で出来ているんですが、出来るならシルバーの様に燻し仕上げにしたい雰囲気です。
(一応金にも燻しは出来ます。しかし、擦れるとすぐに取れてしまうので、僕があまり好きではないのです。)
次に素材なのですが、金の中でもこちらは
K14ホワイトゴールド!!
という素材です。
ホワイトゴールドというのは金に銀やパラジウムを混ぜて白くした物なのですが、
ちょっと想像して下さい。
黄色い絵具と白い絵具を混ぜて、白って作れますか?
どこまでいっても薄い黄色ですよね?
ですので、市販されているホワイトドールド製品の多くは、ロジウムメッキという物で真っ白になる様にコーティングするのが一般的です。
しかしこちらのご夫婦は
『黄色い白ってのが理想、ロジウムは無し!』
男前ですね〜!
拘りあってカッコいい!
とにかく、人と違う物が良いですよね!
僕と同じ側の人間ですね!
↓写真のホワイトバランスを調整して、より実物に近い色に↓
白でもなく黄色でもない、良い色です!!
しかし、このK14で鋳造してくれる業者を探すのに苦労しました。
金の注文は一定量貯まらないと、鋳造しない。今のところ、数ヶ月先まで鋳造の予定は無い。
昔は顧客に金の鋳造無いか?と連絡して集めて鋳造してくれていたのですが、シルバー、真鍮中心に変わってしまったんですね。
他にも、ある業者はK18とK10はあるけど、K14は持ってない。
ある業者はK18とK10しかホワイトをやっていない。
そんなこんなでお待たせしてしまって申し訳ありませんでした。
ここまでお客様扱いでブログ書いてきましたが、実はめちゃ友達です!
Aちゃん、埼玉からいつも来てくれてありがとう!
海無し県からやってくるので、こっちで一緒にご飯食べる時、魚が美味いって言ってくれるのが嬉しい!!
今年もコロナまだ続いてるけど、また来てね!