おはようございます、ミヤシルバーワークスの宮です！
今日はコチラの、テクスチャーバングルをご紹介します。
当店の商品としては
今や珍しい部類の物なんです。
当店はデジタルで、まるで機械や工具の様なデザインの物を創る事が多いのですが、こちらはハンドメイドの商品です。
当店は完成形をイメージして
ふさわしいアプローチを
デジタルかアナログか
その２つの組み合わせか
で選択しますが
このバングルに至っては
全てハンドメイドで製作したものです。
もちろんこの写真の
裏側の刻印も手打ちです。
僕は文字が綺麗な方が好きなので
デジタルを使う事が多いです。
刻印は毎回少し歪みますが
それがハンドメイドの良い部分であったりします。
もともとは趣味からスタートしましたので
ハンドメイドのみで創っていた時代も随分ありましたが
彫金を始めてから今日までの
半分以上がデジタルを使っています。
いきなりデジタルから始める人が
これからの時代は増えてくるんですかね？
今思えばハンドメイドオンリーの頃の方が
寝る間も惜しんで熱中してた様な気がします。
ま、趣味だったからかな？
さて、次の写真は鋳造上がりの状態です。
分厚さはあるものの
細くてバランスの取れた
綺麗目なデザインです。
内側についている湯口の跡や
粒々の気泡の跡
そういった物を除去し
芯金に入れて形を整形していきます。
C型バングルの形に成形する為には
まずはO型でなければなりません。
芯金に入れてハンマーで叩いた時に
狙ったサイズに安定しないからです。
なので今回の場合、バングルの一部をカットして
端材をロー付けして継ぎ足し、一回り大きいO型にしました。
そこの写真は撮っておりませんでした、、、
手首周り何cmの場合、裏側のスリットは何センチ
こちらは決まった数値がありますので
それに従ってカットします。
成形、研磨して
真っ黒に燻したところです。
それにしても面白い柄ですね。
金属なのに、まるで植物の葉脈の様な？
生命力を感じます。
創り手として
アクセサリーからパワーを貰える
そういう表現をしたければ
ハンドメイドの方が有利なのかもしれません。
太古、アクセサリーは
おまじないを兼ねてました。
だったら更にカスタムして
バングルのトップに
何か石やエンブレムを付けるのも良いですね！
気になった方はコチラ！
カスタムしたい場合はご相談ください。
ありがたい事に最近バタバタと
忙しくさせて頂いております。
今日はKEN君の４０歳記念リングの納品の日です。
午前中から納品前撮影しに工房に行かないと！
ではでは！
