こんばんは、38SWの宮 達朗です。
昨日、また変わった車に乗ったお客様からカスタムキーのご依頼頂きました。
当店に来られるお客様はオンリーワンが大好きな方が多く、拘りや願望、要望がハイレベルで困ってしまうのですが、こちらの車。

何これ?S13シルビア?
と一瞬思ってしまったのですが、正解はこちら、初めて聞く名前でした。
アルシオーネSVX
というらしいです。
なんでも有名なジョルジェット・ジウジアーロというデザイナーが手掛けた物だそうで、車だけでなく、時計やカメラもデザインされた方ですって。

早速調べてみて、僕が一番いいな!と思ったのはコレです。

スズキのキャリーだそうです!?
国産車なんや?
ああ、こんな車でアウトドアしたい!!
もし僕の様にジウジアーロさんをご存知ない方は、一度検索されてみては?
車も時計もかっこいいです!
かのデロリアンも出てきました。
僕のもう一台の愛車、SW-1と似た物を感じます。

アルシオーネSVXとの共通点は
外部のデザイナーが作り、
バブル崩壊で消滅した車両。
SW-1はスズキが販売したバイクなのですが、ウォータースタジオという、日産のパオやエスカルゴをデザインした坂井さんの会社がデザインしておりまして

スズキのSとウォータースタジオのWが合作した1号機、という意味らしいです。
やはり、何か共通点を感じますね!
で、カスタムキーはどんなオーダーかと言うと、
十徳ナイフの様に鍵が収納できる物を、アルシオーネの独特のシルエットで製作したい。
との事でした。
それを聞いた時から僕の早とちりが始まってしまい、板2枚で鍵を挟み込む、もしくは肥後守みたいな形を考えており、ん?何か話が噛み合わないぞ?と思いながらも作業内容のお話をしておりました。
おそらく帰りの電車の中からでしょうか、こんなLINEが届きました。

なるほど〜!
これで話が噛み合わなかった時の違和感が解消されました!
ここから鍵が出てくる様に創るんですね、大変ですけど、きっと面白い物ができますね!
早速、こちらを取り寄せました。

さすがにネットに落ちている解像度の低い画像から製作するのは不可能ですので、1/43のミニカーをゲット。
これで360度よーく観察して製作できます。

真横からもよくわかりますね。
窓ガラスのラインがまず大事ですね、それがあるだけで、好きな人はアルシオーネ?と分かりそう。
そして四角いリアフェンダー。
はい、なんとなく出来そうな気がしてきました。
残念ながらオーダー品の製作工程はオーナー様以外にはお見せしておりませんので、次は完成してからのお知らせとなります。
ステッカーに続いて、新しい取り組みその2で、美容室にオリジナルコンチョの製作を開始しました。
各美容室のロゴで製作させて頂いております。
置いていただけるお店さんあれば嬉しいです!
是非、ご連絡お待ちしております。
ではでは!