HRMC様の『MCリング』 製作させて頂きました。

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HRMCこと阪神ライダースの皆様より

ご依頼頂いておりましたMCリングの

記念すべき

1本目が完成致しました!

今回のブログでは

その製作過程を

皆さんにご紹介したいと思います。

製作の過程

店頭でざっくりお話を伺い

サイズの計測をさせて頂きます。

それでは製作開始!

まずはイラストを頂きます。

こちらはベストの背中のマークです。

その他、PCで製作した元データや

ステッカーがあれば製作可能です。

難しいのは2Dで頂いた物を

3Dの指輪にするという作業。

そしてそのサイズが1センチ程の大きさになりますから

細かい部分まで再現することは出来ません。

当店の必殺技!

会社ではなく

個人でシルバーアクセサリーを作っているお店の多くが

ハンドメイドを主体としている中

当店は開業して以来

少しずつ設備投資して

デジタルを取り入れて来ました。

今やコレ無しでは仕事出来ない!

と言っても過言ではないのです。

それがこちらです。

MCメンバーが数人おられて

皆さんに同じ指輪を提供しなければなりません。

でもリングサイズが皆さん違いますよね?

ハンドメイドですと

至難の技

ですが当店は

完成に向けてのアプローチを

デジタルとアナログを織り混ぜて製作する

最近流行りの言葉言いますと

2刀流です。

デジタルが優れているところは?

多すぎて全ては語りきれないのですが

今回の場合で言いますと

文字を正確に作れる事

文字ってめちゃくちゃ難しいんですよ。

ハンドメイドの時はそれをする為に

彫金用のWAXと歯科用のWAXを混ぜて

オリジナルで製作していました。

WAXがわからない人は

またご来店された時に聞いてくださいね!

多分1文字を立体で作るのに

下手したら1時間かかります。

削りすぎたら

盛り付けて

それをヤスリやスパチュラで整えて、、、

ちょっとでも歪んでたりしたら

よく分かるんですよ。

いっきにチープになって

カッコ悪くなります。

それが好きって方もおられるんですけどね。

僕はそういう人ではありません。

ご予算に合わせて重量を調整できる。

シルバー925製ですと

6万円〜頂戴しております。

今回の様な一体成形で

2つ以上の部品をくっつける必要のないお仕事は

6万円で統一しております。

(あまりに複雑なデザインだともうちょっと頂きます)

しかし、金で製作したいという方も中にはおられます。

リングの裏側を見てください。

シルバー925製ではこの様な裏抜きになっておりますが

もし金で鋳造する場合は

このぐらい攻めます。

1gあたりの地金代が

この記事を書いている本日でこんな感じです。

925とK18では60倍ぐらい違うんですね。

それに比重というものがありますから

まったく同じデザインでも

金の方が重い指輪になります。

当店の製作方法ですと

K18ならいくら

K10ならいくら

と、お見積もりを出し

リングの裏抜きは後から戻せます。

鋳造できました

途中省きまして

これが鋳造上がりの状態です。

ここからまずは内側を仕上げていきます。

リングサイズは鋳造後

実際より小さくなっています。

これは作り手によるのかもしれませんが

僕はサイズを大きくする方が

小さくするより簡単だと思っているからです。

そこから徐々に綺麗に磨いていきます。

こちらは燻し加工を施したところです。

真っ黒でカッコいいですね!!

完成したのがこちら!

いかがでしょうか?

めちゃくちゃかっこいいのができたと思います!

今後もご注文分の納品が続きますが

まずはSさんの分が納品できました!

Sさん、結婚指輪もしない派で

僕の創ったこのMCリングが

生まれて初めての指輪

だそうです!!

嬉しいですね!

ありがとうございます!