こんにちは、38SW(ミヤシルバーワークス)の宮です。
今日のブログは
当店の新事業、表札業務の記事となります。
先日ご来店くださいました
大阪のUさん。
アルシオーネSVXに乗っておられ
当店でカスタムキーの製作依頼中です。
さて、そのUさんが愛車を点検整備に出しているのが
中津スバルさん
そちらの社長が
シェパードの子犬を飼っているそうで
日本全国からお越しになるスバリストの為に
それにちなんで
『犬酒場』
なる憩いの場を設けているとの事。
Uさんは今回
いつもお世話になってるお礼に
愛犬をモチーフにした
表札をプレゼントしたい
とご相談を頂きました。
当店で製作できる表札に使用できるのは
白黒のイラストデータ
です。
なのでこの様なデザインは得意なのですが
今回初めて
『愛犬』
でのご依頼。
近所の『ドッグカフェ789』のSさんが
犬種が同じでも
一頭一頭の特徴があるので
ネットで落ちてるイラストでは
これはうちの子じゃない
と、なかなか喜んでもらえない
と言ってた様な??
『犬の表札』と『愛犬の表札』は
全く別のお仕事なんですね。
今回初めての事にチャレンジしましょう!
Uさんから拝借した
中津スバルさんの愛犬の写真がこちらです。
めちゃ可愛いですね!
まだ子供って言ってましたかね?
しかし真っ黒の犬というのは
もしかしたら一番難しいのかもしれません。
いや、真っ白の方が難しいかな?
簡単に解決しようと思えば
彫刻機には
写真をドットで刻印する機能
がついています。
ダイヤモンドのビットで
ツンツン突いていく方法です。
しかし僕は
深く彫った彫刻こそカッコいいと思っていて
好みではありません。
浅いのはレーザー彫刻機でできる事でもありますので
わざわざそれより表現性能の低い彫刻機を使って
同じ土俵で戦おうと思ってもおりません。
しかも柔らかいアルミに
点で描いた物は
何度か研磨したら
消えてしまう恐れもあるかと?
(実はやった事ありませんが。)
それではお客様に喜んで頂けません。
前置きが長くなりましたが
先ほどの写真を
イラストデータに変換。
それから、枠やフォントを決めていきます。
シンプルな物から
もし奥様がおられましたら
女性ウケする物もと考えて
数パターン作りました。
すると、こんなご希望が
スバルらしさを出したいので、 ヘキサゴンの枠で囲んで欲しい。
なるほど!
という事で、完成したデータがこちらです!
フォントの方も
スバルの星をイメージして
チョイスしました。
全体の流れを動画にしてみました。
動画終盤
深く彫っているので
拡大すると月のクレーターみたいに見えるのが
個人的には好きです。
で、改めまして完成写真がこちらです。
中津スバルの社長さんも
大変お喜び頂けたとの事で
Uさんも満足していただけた様です。
こちらの動画の冒頭1分50秒あたりから
ご紹介されていますが
当店の所在を港繋がりで
横浜と間違えてしまった様です(笑)
それほど日本全国から
お客様が来られるという事ですね。
Uさんにはいつも手土産頂いておりますが
それが素晴らしいチョイスでして
先日頂いたウイスキーを
ハイボールにして友人と楽しみましたが
ビール党の僕でも大変美味しく
翌日に一切残らなかったのが
良いお酒の証拠だと思います!
Uさん、ありがとうございました!!
僕は町のシルバーアクセサリー屋さんのレベルではできない様な
こういうお仕事が大好きです。
みなさんのお役に立てれば
アクセサリーである必要はないと思っています。
それでは、今日はこの辺で!